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日常に照らし合わせた比喩で説明

パソコンをゼロから始める人にとって、パソコンの概念をつかむことが難しい。
そこで、少々無理があっても、できるだけ日常生活のなかのことに例えて大雑把に概念を理解してもらっている。
まずはフォルダとファイル。フォルダは”入れ物”でファイルは”物”。

例えば、パソコンを家に例えて、家の中に”ドキュメント”や”ピクチャ”、”ミュージック”という部屋がある。
部屋はキッチン、リビング、寝室など用途によって分かれているように、フォルダも用途によって分かれている。
部屋の中にはクローゼットや押し入れといった収納スペースがあり、クローゼットには服、押し入れには布団など、それぞれ用途別にものが収納されている。

フォルダも、ミュージックフォルダの中には”洋楽”とか”邦楽”といったようなフォルダ(入れ物)を作成し、それぞれのフォルダに分けてジャンル別に音楽ファイルを入れている。

次にツールボタン。
ツールとは”道具”であり、それがボタン化されている。

日常では、キッチンには調理器具や食器など、収納するものによって場所が決まっている。
そして包丁やまな板、鍋やフライパンなど料理をする用途によって道具を使い分けている。

マイクロソフトオフィスの”ワード”でいうと、”ホーム”という部屋には”フォント”とか”段落”といった場所があり、”フォント”には色を付けるための道具(ツールボタン)や文字の大きさを変えるための道具などがある。

料理では、キャベツを切る場合は、”キャベツ”をまな板の上に持ってきて(選択)、キッチンカウンターの引き出しにある”包丁”という道具(ツール)を使って好みの大きさに切る。
ワードでは、文字に色を付ける場合、色を付けたい文字列を選択して、”フォント”リボンにある”フォントの色”という道具を使って好みの色にする。といったように。

答えを導き出す「論理的思考」

 パソコンをマンツーマンで長年教えてきた過程で、パソコンを覚える過程で、できるだけ無駄を少なくして覚えていく人と、覚えるのに苦労している人とは、覚え方に原因があることがわかってきました。
両者は明らかに覚え方の特徴がはっきり分かれるのです。

 特に年配の方は「もう年だから、習った事をすぐに忘れてしまう」といいます。
しかし、これは年のせいだけではないのです。

 物事を覚える過程は大きく分けて2つのパターンがあります。
1つは「まる暗記型」、そしてもう1つは「理由付けで覚える論理型」この2つです。
そしてこれは、人によってどちらかに偏っています。

 つまり幼い頃からの物事の覚え方がどちらかに偏っていて、それが大人になってもずっと続いているのです。

 特に学生の頃、テストの点数を取るために暗記能力を高めてきた人は、暗記型が身についてしまい、その後遺症がいまだに続いていると私は考えます。
そして、このタイプの人は教えたことを順番で覚えようとします。
例えばワープロでタイトルの部分の文字の色を変えて、文字を大きくするばあい、どちらが先で、どちらが後でもよいのに、教えたとおりの順番を覚えようとするのです。

 それに対して、論理的に理解して覚えてきた人は、考える力が自然と付いていて、答えは論理をたどっていけば導き出せることを理解しています。
 「何をするためにはどうするか」という思考なので、色を付けるためにはどうするか、文字を大きくするためにはどうするか、と、しっかり分けて考え、この場合、順番は関係ないことを理解します。

 こんな例はいかがでしょう。
「日食」と「月食」、さてそれぞれの地球、月、太陽の並び方はどのようになるでしょうか?

 「まる暗記」で覚えた人は、覚えていれば即答で答えが出てきますが、ほとんどの人が答えをいまさら思い出すことができないはずです。それに対して、「論理的に考える」ことが身についている人は、即答で答えは出せませんが、論理をたどって答えを出すことができます。

 「日食」の場合は月の影が地球にできて起こるわけですから、地球から見ると月が太陽を隠します。したがって、地球、月、太陽(逆でも同じ)の並びになります。
そして「新月」の時に起こることもわかります。

 また、「月食」の場合は地球が月に影を作るわけですから、月、地球、太陽(逆でも同じ)の並びになります。したがって「満月」の時に起こります。

 このように、「まる暗記」で物事を覚えてきた人は、無数にある世の中の事柄を、記憶として留めておくことが難しく、昔習ったことが、「体が覚えている」こと以外は忘れてしまったことが多いのではないでしょうか。

 「論理的に考える」ことが身についている人は、論理をたどっていけば導き出せる事柄については、いつでも答えが出せるのです。

 パソコンは論理の塊ですから、この差は顕著に表れます。パソコンに限らず、「なぜそうなるのか」と考えることにより、「なるほど、こうなっているのか」となって「じゃあ、こうすれば、こうなるのだろう」と発展するわけです。

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